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賃貸物件の収納
賃貸物件の収納はどれくらい必要か?
賃貸物件で広く暮らすには収納が大切となるため、入居者の人数に応じて必要な面積を確保できる部屋を選びたいものです。賃貸アパート・マンションで必要な収納の広さは、「坪数×8~10%※1」とされています。入居者数ごとの広さの目安から算出可能です。
- 1人暮らし:0.9~1.2坪(1.8~2.4畳)
- 2人暮らし:1.3~1.6坪(2.6~3.2畳)
- 3人暮らし:1.8~2.2坪(3.6~4.5畳)
- ファミリー層:2.3~2.8坪(4.7~5.7畳)
検討している賃貸物件の坪数がわかれば、適切な収納スペースが確保されているか計算できます。またウォークインクローゼットに必要な収納の広さは、「入居者数×1畳※2」です。
- 1人暮らし:1畳
- 2人暮らし:2畳
- 3人暮らし:3畳
- ファミリー層:4~5畳
ウォークインクローゼットのみの収納の目安では、1畳で洋服が100着入る計算です。もし洋服の枚数が少なければ、1人で1畳のウォークインクローゼットでもその他の収納物が入ります。すべての収納スペースに言えることですが、持っているものの量も考慮して必要な収納スペースを考えてください。
賃貸物件の収納に関する注意点
押入れとクローゼットの奥行きの違いを把握すること
賃貸物件の収納をチェックする際には、押入れとクローゼットの奥行きの違いを知っておくことが大切です。押入れのサイズはおおむね決まっており、奥行きは内側で約78cm※となります。しかしクローゼットは押入れよりも奥行きが浅めです。そのため押入れ収納用の家具を使っている場合、クローゼットがある賃貸に引っ越しをすると使えなくなる可能性があります。
収納しやすい・取り出しやすい位置であること
収納スペースは広さだけではなく、収納しやすいこと、取り出しやすい位置にあることも確認しましょう。収納物を持ち運ぶ距離が長くなったり、欲しいところに収納がなかったりすると住みにくくなってしまいます。
扉の開け閉めによるデッドスペースを確認すること
賃貸物件の収納確認で盲点となりがちなのが、扉の開け閉めによるデッドスペースです。折戸タイプ・開き戸タイプの収納だと、扉を開け閉めするためのスペースが必要となります。その部分には他の家具を置けなくなるため、内見の際にシミュレーションしてください。
収納以外にも賃貸物件選びのポイントをチェック
賃貸物件を探す際には、居住スペースだけでなく収納スペースのチェックも重要なポイントとなります。暮らす人数分の収納が確保されているかを確認した上で、収納スペースの奥行きや位置、扉のタイプも内見時にしっかりと見ておきたいものです。
しかし北千住で賃貸物件を探すなら、収納以外にもチェックするべきところはたくさんあります。当サイトではお部屋選びのチェックポイントについて、さまざまな観点から詳しく解説しています。北千住での賃貸物件選び・内見前の参考としてぜひご覧ください。