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都内で暮らすのに、生活費はどれくらいかかる?
都内で暮らす際の生活費はズバリいくら?
総務省発表の統計データによると、1人暮らしの平均生活費は 150,506円!(2020年時点)なににいくら使っているのでしょうか...?内訳を見てみましょう。
食費 | 38,257円 |
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住居費 | 20,948円 |
光熱・水道代 | 311,686円 |
家具・家事用品 | 5,293円 |
被服費 | 4,692円 |
保険医療費 | 7,029円 |
交通・通信費 | 18,217円 |
教育娯楽費 | 15,452円 |
その他 | 28,932円 |
計 | 150,506円 |
あくまで全国平均ですので、住む土地の物価や家賃相場によって、内訳や額面が変わってきます。
特に注目したいのは住居費です。都内に住む場合、住居費が2万円台ということはほぼないと思って良いでしょう。
都内23区の家賃相場「安い」ランキングTOP5
1位:江戸川区 | 56,000円 |
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2位:葛飾区 | 57,000円 |
3位:足立区 | 58,000円 |
4位:練馬区 | 61,000円 |
5位:板橋区 | 62,000円 |
このように、安いとされる区でも、家賃だけで6万円前後かかります。
さらに都内は物価も高い傾向にあります。つまり、生活費に関わってくるのは「住む場所」であると言っても過言ではありません。
都内で生活費を抑えるのに有効な2つの工夫
住む「場所」を考える
まず、単純に家賃相場の安い区・駅に住むことです。前述の表からもわかる通り、同じ都内でも家賃が数千円~数万円変わります。さらに区内でも駅によって相場が変化しますので、最新の家賃相場をチェックして、なるべく安く住める場所を探しましょう。
また、場所によって「物価」も変わってきます。大手不動産ポータルサイトSUUMOの運営会社が2020年に行ったアンケートによると、物価が安いと感じる街ランキングは下記のようになっていました。
1位 | 十条(東京都北区) |
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2位 | 小台(東京都荒川区) |
3位 | 東十条(東京都北区) |
4位 | 梅島(東京都足立区) |
5位 | 八街(千葉県八街市) |
6位 | 西新井(東京都足立区) |
7位 | 荒川遊園地前(東京都荒川区) |
8位 | 五反野(東京都足立区) |
9位 | 竹ノ塚(東京都足立区) |
10位 | 青井(東京都足立区) |
ご覧のように、物価の安い街は北区・荒川区のほか、半数を足立区が占めています。また、前項の家賃相場ランキングを見ると、TOP3に足立区がランクインしています。
このことから、足立区は狙い目の区であると言えそうです。
ただ住む場所を決めるには、アクセスや治安など、他の条件も加味する必要があるため、予め希望の家賃相場と条件を決めたうえで、賃貸不動産会社に相談してみるのが良いでしょう。
住む「カタチ」を考える
次にご紹介するのは、住み方を工夫してみるという方法。例えば友人とルームシェアをしてみる、シェアハウスに住んでみるといった選択肢が挙げられます。
人とお部屋の一部や生活動線を共有することで、家賃だけではなく、水道代・光熱費などの節約にもなると考えられます。
共有に抵抗が無い方は試してみても良いかもしれません。
都内で一人暮らしをするには、やっぱりそれなりの生活費を覚悟しなくてはならないのですね。
ただ、工夫次第でコストカットすることは十分可能!ポイントは「住む場所」。家賃相場や物価の観点から見ると足立区がおすすめですが、ぜひ色々な街と自分の条件とを見比べて、住む場所を選んでくださいね♪